TOEIC・英語検定

【米国高校留学】奨学金の合格方法【筆記や面接対策について】

本記事では、高校留学に合格するためのポイントについて順を追って解説していきたいと思います!

イッシー

これまで国費とJASSO(日本学生支援機構)から返済不要の奨学金で2回留学をし、ボランティアで10年間留学アドバイザーを行なっています。これから留学する高校生の皆様にお役に立ちたいと思い、こちらの記事を作成しました。留学に向けての心構え、テスト対策、奨学金情報について解説しています。

こんな人にオススメ

✅高校留学をしたいけど何から始めたらいいかを知りたい!

✅高校留学のテスト対策法を知りたい!

✅高校留学の奨学金について知りたい!

目次

高校留学の目的をしっかり持つ

留学に行きたい学生にいつも伝えることですが、留学を成功する秘訣はブレない目的意識を持つことがだと伝えています。目的意識がはっきりしていると筆記試験の勉強に熱が入るだけではなく、面接官にも思いが伝わります!

留学は楽しいことばかりではなく、苦労の方がはるかに多いです。私が体験した、波乱万丈な留学記を書いているので時間があるときにぜひご覧ください。準備不足で私のように辛い経験をして欲しくないという思いで記事を書いています。(笑)

面接をしていると、国連職員になりたいです。貧困をなくしたいです。日本の架け橋になりたいです。という高い志を持っている子は帰国後もかなり英語が上達している子が多いです。

帰国後にそのような学生にどのような生活をしていたか聞くと、「日本の友人とのSNSは絶っていた。」「留学同期の日本人とも英語でやり取りをしていた。」など、ストイックに英語学習に取り組んでいたことがわかります。

私が高校留学をしたときは、スマートフォンがなく、パソコンもパソコン授業の時だけだったので志高くなくても遮断されていたのですが、現在は誘惑が多そうですね…

最近留学に行く子にオススメしている本は、アップルジャパンの元社長である山本賢治さん「これからの世界」のリーダーたちへ覚悟108です。

目まぐるしく変化する世界や社会情勢の中で、自分自身はどのようなミッションを達成するために物事に取り組みたいですか?その答えが自分の中に強く決め言葉にすることができれば、面接官にも思いが伝わり、奨学金をあげるに値する学生と思ってもらえるでしょう!

高校留学の筆記テスト対策

国務省が認可した高校生留学実施プログラムを行っている財団を通して留学する場合は、ELTiSというテストの点数を取らなければなりません。TOEFLテストの高校生バージョンです!

英検2級所持者の子はだいたいテストの合格基準をクリアしているように感じます。

しかし、英検とは異なるテスト内容なので英検を学習するよりも、ELTiS対策をした方が点数は高く取れるので参考書を1冊購入することをオススメします!

ELTiSテストの内容

✅マークシート形式

※消しゴムを使ったらダメなので回答を変更する場合の注意点などを最初に教えられます!

 問題用紙への書き込み禁止❌

 試験時間 80分(休憩なし)

✅リスニング30分

 クラスルームの講義を聞いて答える

 数学の問題を聞いて答えを導き出す

 クラスルーム会話を聞いて答える

 学術的な講義を聞いて答える

✅リーディング50分

 語彙力テスト

 グラフを読み解く問題

 学術的な文章の長文読解

問題を解いたことがなければ焦るかもしれませんが、数学の問題も日本の算数レベルが英語で話されているだけなので難しくはないですよ!

こちらで練習問題を受けることができるので、試して見てください。

面接対策

面接では基本的な英会話がまず行われます。

面接で聞かれる内容

英語面接

✅ 基本的な事(名前や学校名、年齢、家族構成など)

✅ 学校生活でのこと(部活動、課外活動、好きな教科など)

✅ 志望動機

日本語面接

✅ 留学をするにあたり心配な事

✅ ストレスを感じた時の対処法

✅ 志望動機

✅ 留学先で〇〇だった場合あなたならどうしますか。など

基本的には一問一答が多いですが、語学力が高い子には深く質問をしたりすることがあるので、こう答えたら、次はこの返答がくるかもしれないな?など事前に準備しておくことが大事です。

志望動機も必ず聞かれるので、英語でスラスラ答えられるようにしましょう!

ALTの先生や学校の先生と練習しておいて本番ではすぐに答えられるようにしていると面接官の印象はとてもいいです!

奨学金の紹介

トビタテ留学ジャパン

日本政府が行っている留学なので倍率も高いですが、動機は優秀な学生の可能性が高く、将来のネットワーク形成にも影響してくると思います。まずは、高い目標を持って取り組んでみてはどうでしょうか?

TOMIDACHIプログラム

日米カウンシルと米国領事館、その他大手企業が人材育成のために出資している教育プログラムです。日米の学生や社会人を対象に数多くのプログラムがあります。東北復興のためのプログラムなので、東北在住者や、東日本大震災で被災し各地に住んでいるかた対象のプログラムがとても多いです。

キッコーマン奨学金プログラム

私が留学をしているときに、キッコーマンの奨学金をもらって留学している子がいました。家庭科クラブに所属している子が有利だそうです!キッコーマン以外にもいろんな企業が奨学金を出しているみたいなので、常にアンテナを張ってチャンスがあればいろんな奨学金に応募してみてもいいかもしれません!

✅ 米国領事館奨学金(沖縄限定) 

2021年応募要領(サイトは見つけられませんでしたが、応募容量があったのでリンクを貼っておきます。)

沖縄の学生が基地が多くあることから、日米国際交流のための奨学金が充実しています。米国領事館奨学金に関しては、県内の高校に通っていることが条件なので県内出身じゃなくても応募が可能です。その代わり、アメリカ国籍を持っている場合は受験ができません。

✅ 各自治体が出している奨学金

その他にも、県や市町村が独自で行っている返済不要の奨学金制度が多く存在するので、まずは住んでいる自治体に聞いてみるといいと思います!広報紙やHPなどに載っていたりするので、アンテナを貼っておきましょう!

最後に

私自身がこれまで、がむしゃらに猛勉強するときは決まって留学前でした(笑)

また、10年間留学生のサポーターとして携わらせてもらい思うことは、大きな目標を持っている時の学生のエネルギーは凄まじい!ということです!

目標を持って突き進む姿に私自身も奮い立たされることが何度もありました。

夢に向かっている学生の皆さん!全力で応援しています!頑張ってください!

英語初心者で留学した英語勉強法についても書いているのでよかったらご覧ください:)

-TOEIC・英語検定