
日常会話はできるようになったけど、もう少しレベルアップしたいなと思っているけど、伸び悩んでいるんですよね〜
英語の新聞を読めるようになってカッコよく英文をかけるようになりたいけど、どうしたらいいですか?

まずは、自分の目標とレベルを把握して、少しづつステップアップすることで躓くことなく、英語を学び続けられるよ!
この記事では、伸び悩んでいる方のために実際に私自身が試した事と、英語教授法で学んだ学習法を元にお話ししていきます:)
☑️ 英語新聞が読めるようになる
☑️ ビジネス英会話ができるようになる
☑️ 英語で論文をかけるようになる
☑️ 字幕なしで英語が観れるようになる
高校留学を行く前、私は上記のことを目指していました。
実際には、1年間の留学で達成することはできず、3年の海外経験と4年間の英語教育学部での学び、そして2年間の大学院での英語論文の作成でようやく身につけることができました。
時間をかけて身につけたように聞こえるかもしれませんが、
行ったことは「基礎固めを行いあとは実践する」というシンプルなことでした。
この記事では、大学院で修士論文を英語で書けるようになるまでに私が実践したことを紹介したいと思います。
こんな方にオススメ!
✅ 英会話はできるようになったけど、読み書きが苦手
✅ TOEICのリーディングスコアが伸びない
✅ 英文を読むのに抵抗がある
目次
文法を中学校レベルからやり直す

スポーツでもそうですが、基礎を固める!と言うことはとても重要なことです。基礎ができないまま、プレーをしていると最初はなんとかなりますが、必ずどこかで壁にぶつかります。
私は高校留学当初、全くと言っていいほど喋れませんでしたが、1年間の留学後日常会話はできるレベルになっていました。
しかし帰国後の英語力は、英検2級にギリギリ合格するレベルで中級者というには程遠い語学力。その後、英検準1級に挑戦しましたがもちろん惨敗だったのです。
英語を何から始めたら良いか分からないという、初級者向けの英語学習を以下の記事にまとめて見ましたので、参考にしていただけたらと思います。
リスニングはほぼ満点なのに、リーディングが全く取れない・・・
かっこよく洋書を読みたいと思っても、全く意味がわからない。
高校の文法書を読んでみても、感覚で英語を学んだ私にとって日本語で説明されている英文法を理解する事ができませんでした。
基礎がついていないまま英語を学習してしまい高い壁にぶつかった張本人です(笑)
そこで、中学レベルの英文法を1から学び直すことにしたのです。そうすることで、どこでつまづいているか気づけるかもしれないと思ったからです。
試してみたところ当時の私は、基本の第五文系や関係代名詞などを理解していませんでした。
わからないことを一つ一つこなしていくことで、少しづつですが文法の基本をわかるようになってきました。
合わせて、英語教授法の模擬授業の作成を通して、分かりやすく教える方法について学ぶことで自分自身の理解度の定着に役立ったと思います。
自分の理解度を測る一つの目安は、人に教えることができるくらいの知識があるかです。
文法を一から学びたい方には以下の本をオススメします。
おすすめBooks!
✅世界一わかりやすい英文法の授業 関正生(KADOKAWA)
✅中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 山田暢彦(Gakken)
語彙力を伸ばす

文法学習と並行して行って頂きたいのが、語彙力を伸ばすことです。
語彙に関しては、わからなければ辞書をひらけばいいので、テスト対策でなければそこまで時間を使って単語帳の暗記などを行う必要はないと思います。
好きな本やドラマを見ながら分からない単語に出会うたびに調べる方が記憶の定着にもつながるのでおすすめです!
しかし、語彙力を上げる方法を知っておくことはとても大切であり、基礎をあげるという点でとても重要になってきます!
私が実践して効果的だったのは以下の方法です:)
✅ 語源で覚える
英単語は接頭辞+語源+接尾辞などに分解して理解することができます。
私たちが漢字の偏から意味を推測する感覚です。
「にんべん」だったら人の性質や状態、動作に関することだな!と推測できたり、「さかなへん」であれば魚の名前だろうなと理解できる感覚に似ています。
特に接頭辞(単語の始まり部分)だけでも覚えておくことで、初めてみる単語でも推測することができるよになります。
例)auto-(自動の)automobile(自転車)、ex-(前の)ex-wife(前妻)、de-(否定を表す)など
接尾辞は元の意味の品詞を変えたり、意味を付け足す役割をしている場合が多いです。
-er(人を表す)supporter(サポートする人)、-able(可能な)portable(持ち運び可能な)、
-logy(学)biology(生物学)など
TOEIC800点を留学なしで取得した友人や、私自身も読んで見て分かりやすかったのは、研究社から出されている「語源で覚える英単語」でした。
紹介されている単語数が多いので、最初から全部の単語に目を通すというよりは、自分が気になる単語があれば少しづつ調べてみると良いと思います。
✅ 類語辞典(シソーラス辞典)を使う
類語辞典とは英語の言い換え辞典です。
例えば、予約するという英単語を調べるとreserve、bookがでるように意味は同じで異なる英単語を調べる際に役立ちます。
アメリカのライティングのクラスで、同じ単語を並べることは良くないと言われ、類語辞典などを使っていくつも違う単語を使い論文を作成していました。
電子辞書であれば、類語辞典もしくはシソーラス辞典が入っているものが多いと思いますが、使っている人が少ないように感じます。語彙力を伸ばすことができるだけではなく、ライティングスキルを磨く上でも、類語辞典は必修になってきますので、自分が知っている単語は他にどんな言い換えができるかなどを、類語辞典で調べることをお勧めします。
TOEICの試験でも出題文と問題文では単語が言い換えられていた。ということが多いと思うので、類語を知っておくことでテスト対策にも繋がります。
⚠️シソーラスを使う注意点は、意味やニュアンスが若干異なるときがあるという点です。
その単語の例文などを読むなどニュアンスも確認する必要があります。
心配であれば、オンライン英会話などを通してネイティブスピーカーに確認する方法もありますよ。
無料お試し体験をしてみて始めることができるので、初心者でも安心ですね。
✅ 無料体験ができるオンライン英会話スクールを紹介します。
レアジョブ
▶︎会員数90万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」
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▶︎月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!
✅ 英語アプリを使って隙間時間に単語学習
単語は何度も目にすることで覚えると言われています。
そのため、隙間時間を使って学習ができる英語学習アプリはおすすめです。
スタディサプリを使って私は語彙力をあげることができました。
英検の長文問題の模試を解く

文法や単語力がついても、それが実際にどのように使われているかが分からなければ記憶の定着には繋がらず、覚えても忘れてしまうという現象がおきてしまいます。
そのため、実践として英検の長文問題を解くことをお勧めします。
長文読解に特化した教本もありますので、自分のレベルよりやや低い級の教本から始めることをお勧めします。
✅ 自分のレベルに応じた長文になっている
英検はレベル別になっているので、TOEICやTOEFLと違い問題文も自分のレベルで探すことができるのでお勧めです。
長文の速読などを鍛える場合は、ペンギンリーダーズという洋書シリーズもお勧めです!
レベル分けされているので自分がスラスラ読めるレベルから少しずつレベルアップしていくことをお勧めします。持ち運びも便利な薄い本になっています。
✅ 日本語訳があるので自身の理解度が把握できる
英字新聞や洋書をいきなり読み始めると、自分の理解度を図ることができません。一方で、英検であれば、日本語訳が付いているので自分の理解度を図ることに適しています。
読み終わった後に必ず日本語で一文一文読みましょう。
英作文の練習の時は逆に、日本語訳を英語に直した後に、問題文などを見るなどしたらライティング力を上げることができます!
✅ 実話に基づいた記事が多いので興味深い記事が多い
英検はTOEICとは違い、ノンフィクションの場合が多いので興味深い記事があったり、見聞を広げることにも役立ちます。
自分が面白そうだなと思った記事から読み始めることをオススメします!有名な作家の話や、日常生活に関する話など、面白い記事がたくさんありますよ。
インターネットで興味のある記事を読む

最近では、英訳を日本語の要約してくれたサイトなどが存在します。
私がよく利用しているサイトは、TABI LABOというサイトです。このサイトではReferenceが英文であれば、そのサイトにすぐに飛ぶことができます。
Referenceは文の最初に紹介されていることもあれば、文の最後に小さくReferenceとして紹介されています。
TABI LABOであげられている記事
「フィクション」を読むと「言語スキル」が磨かれる【研究結果】
Referenceとして紹介されている記事
Fiction readers, rejoice: you probably have better language skills, study shows
または、The Japan Timesで日本のニュースを英字で読むこともお勧めです!
終わりに
英語学習の伸びに悩んだときは、基礎固めの意味でも一から学習しレベルを把握することがとても大切になります。
基礎固めを行う上でお勧めすることは上記で述べた、
☑️ 文法を1から学び直す
☑️ 語彙力を伸ばす
☑️ レベルに応じた英検の問題を解いて見る
を実践してみることをお勧めします。
英語学習方法に関しては、いろんな方の意見を参考にいろいろと試すことで自分の身になります。
実践してみて合わなければ次を試せばいいのです。
私の英語学習法がお役に立ちましたら幸いです:)