
現在、アメリカ留学中ですが円安で生活に困っています。
留学中にアルバイトする方法ってありますか?
私が留学中も1ドル125円の円安でかなり生活に苦労した経験があります。
そこで、留学中に合法的にアルバイトする方法についてまとめてみました。

この記事はこんな人におススメ
- 現在、海外留学中
- 海外留学を検討している方
- 円安で悩む留学生
- 合法的にアルバイトがしたい留学生
原則的に留学生はアルバイト禁止な理由

留学生は原則、勉強をする目的で入国や長期滞在が許可されています。
そのため、留学前の書類には預金の残高や所得証明書など留学期間中に金銭的な問題がないことを証明し、米国で働かなくても生活してけるということになっています。
留学生は現地の学生に比べ、学費が3倍以上であることや居住費などお金がかかりますが、原則的に日本からの仕送りなどでお金を工面する必要があります。
違法にアルバイトをすると違法労働者とみなされ、ビザが取り消されたり、強制送還になる可能性もあるので気を付けましょう。
F1ビザ(学生ビザ)でできる合法的なアルバイト
F1ビザとはアメリカの大学に入学するときに発行される通常学生ビザとよばれるビザです。
F1ビザは原則アルバイト禁止ですが、一定の条件の範囲内であれば合法的にアルバイトが可能になります。
週に20時間以内の学内のアルバイトであれば可能
F1ビザで留学する学生は、20時間以内のアルバイトであれば合法になっています。
そのほかにも、OPT(Optional Practical Training)や経済状況が悪化した証明をだして働くことを許可してもらう方法もあります。
この記事では、学内でのアルバイトで働くことについて詳しく説明していきます。
学校内でのアルバイト例
- 教師の助手(TA)
- 図書館
- イベントサポーター
- カフェテリアなど
学内のアルバイトでおすすめするのは、日本語クラスのTAです。
図書館やカフェテリアなどはすでに現地の学生が行っていることがありますが、日本語クラスのTAは日本人留学生が有利だからです。
仕事内容としては、授業中に先生のお手伝いをしたり放課後に宿題の手伝いをしたりします。外国人に教える時の専門用語があったりするので、その点はクラスを通して学ぶと良いでしょう。
希望する大学に日本語のクラスがあれば先生にお願いして、TAの募集がないかどうか聞いてみるといいでしょう。
可能であれば留学に行く前や学校選びの段階で相談してみるのも良いかもしれません。
もし、ある程度の語学力があれば日本語クラス以外のTAもすることができるので、英語力を高めて他のクラスの得意科目を見つけるといいかもしれません。
メリット
- 時給が高い
- 学校内の友達ができやすい
注意点
- 長期休暇の時は仕事がない
- 倍率が高いので出来る人が限られている
大学院時代に留学した時は、大学で日本語教員資格のカリキュラムをすべて履修し終えていたので、スムーズに日本語クラスのTAの仕事を得ることができたので履修しておいてよかったと思いました。

お手伝いでお小遣い稼ぎ
原則的にアルバイトは禁止されているので、レストランで雇ってもらったりといったアルバイトはできませんが、お手伝いをして謝礼金でお小遣い稼ぎをしている留学生を何名か見たことがあります。
お小遣い稼ぎ
- ベビーシッター
- 楽器演奏
- 日本語の先生
ホストファミリーと生活している人の場合、ホストの子どもの面倒を見たり、隣近所の子の面倒を見てお小遣い程度で稼いでいる留学生が何名かいました。
また、ホームパーティーで楽器を演奏してほしいとお願いされて演奏し謝礼金をもらっている学生や、絵を描いて謝礼金をもらっている学生もいました。
留学生はお金がないことを知っている地域の方が寄付感覚であげているという感じでした。
芸は身を助けると言う言葉があるように、何か得意なことがある人は得ですね。

長期休暇は日本でアルバイト

アメリカの夏休みは3か月あるので、その期間は日本に帰ってきてアルバイトをすることをお勧めします。
往復の旅費が20万円程しますが、それでも現地の生活費や食費を考えると日本に帰ったほうが断然安上がりです。
オススメのバイト先
- 留学前に働いていたバイト先
- 米軍基地内でのアルバイト
- 沖縄でのリゾートバイト
留学前に働いていたところや米軍基地内の派遣、塾講師をしている友人が多かったです。
留学に行く前に働いていたバイト先に、一時帰国中に働かせてもらえるようお願いしておくといいでしょう。そのことを考えると、留学に行く前は大手のバイト先よりも個人経営のお店で働くことで融通がきくのではないでしょうか。
もし米軍基地が近くにある方は、米軍基地内で働くことをお勧めします。
日本にいながら英語力を維持できることや、チップをドルでもらうことができるので換金をする手間が省けるのも魅力の一つです。
また、リゾートバイトは衣食住付きでアルバイトすることが可能なところもあるので、短期間で集中して稼ぎたいという方はリゾートバイトをお勧めします。筆者は、沖縄に住んでいますが観光業の人手が不足していることから、観光業の単価が上がっていることを肌で感じています。
沖縄でリゾートバイトをしながら、基地内のイベントやフェスなどの単発のアルバイトができると良いですね。

私は一時帰国中に塾講師をしていましたが、コマ数に応じたアルバイトだったので全然稼げませんでした…(;'∀')

番外編:食費を浮かす方法
私が留学中にお世話になっていたのは、学内でのフリーミールとキリスト教の聖書の勉強会でもらえるフリーミールでした。
アメリカのカレッジ(2年生大学)であればユニバーシティ(4年生大学)の学校案内をしながらホットドッグなどのフリーミールが配られることが結構ありました。余るほどたくさんあるので、たくさんもらっていいよと言ってくれるのでそれをもらって夕飯にすることもありました。
また、聖書の勉強会に参加したあとにもフリーミールがもらえたりするので、毎週キリスト教のご家庭にお邪魔して夕飯をごちそうになったりしました。
Steave Jobsも有名なスピーチで毎週日曜日に7マイル先の寺院に行きちゃんとしたご飯を食べていたと話していたので、留学生だけじゃなく現地のお金がない学生もフリーミールにはお世話になっているようです。
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