英語を学ぶ上で、資格取得は一つの目安となります。そのファーストステップである、英検5級の取得方法について公開します!
この記事はこんな方におススメ
英検5級を目指している方
英検5級を目指すお子さんがいる方
何から勉強を始めたらいいのかな?どのように教えたら良いんだろう?
と悩んでいる方のお悩みにお答えします!!
目次
英検5級を取得するメリット
英検5級を取得したら何が得られるのか?
・英語の基礎を習得することでこれからの学習に備えることが出来る
・中学校英語のスタートをつまづくことなく始められる
・英語学習への自信がついてもっと学ぼうという意欲が掻き立てられる
などなど、たくさんあると思います。
英検5級を学ぶ年齢は幼稚園生〜中学生までと幅ひろいと感じます。実際に私が英検を教えていた子どもたちは4歳〜10歳まででした。
英検に合格したい!と思っている子もいれば、親が英語を学ばせたいからと連れてこられている子もいました。
本人の意思で英語を学んでいる子は伸びるのが早かったです。しかし、大人が頑張ったらご褒美をあげるからというような外からの動機付けで伸びる子がいたので、どのように外からの動機付けを行うのかを考えるのも大人の役目かもしれません。
動機付けは英語学習を続けていく上でも大切な軸になると思うので、ここはブレないようにしましょう。
英検5級の出題レベル
英検の公式が設定している英検5級の目安は、中学校初級程度で、出題内容は以下の通りとなります。
英語を習い始めた方の最初の目標。
家族のこと、趣味やスポーツなど身近な話題が出題されます。
英語の基礎固めに最適です。
スピーキングテストも受験可能です。
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/about/
リーディングとリスニングの理解
リーディング
✅穴埋め問題が15問(語彙力が問われます)
✅会話に続く表現を選ぶ問題が5問(日常会話がわかっていれば大丈夫です)
✅並べ替え問題が5問(文の並びを理解していないと難しい問題です)
リスニング
第1部 10問
絵に登場する人物の会話を聞いた後に、選択肢の中から適切な答えを選ぶ問題。基本的に文字情報はなく音だけで答えを出す必要があります。
第2部 5問
対話と質問を聞いた後に、適する答え(文字情報)を選ぶ問題です。若干、リーディング力も求められる問題となっています。
第3部 10問
絵を見てその絵について話しているのは1〜3のうちどれかを選ぶ問題です。
英検5級の語彙数は?
語彙数は300〜600語と言われており、以下のような単語が出題されます。
✅日常会話(あなた、彼女、彼、挨拶文、曜日、日付、天気、気分、時間など)
✅物や動物(うさぎ、犬、猫、椅子、机、筆箱、時計など)
✅場所を表す前置詞(on, in, at, under, overなど)
✅スポーツ、趣味(音楽を聴く、映画を見る、サッカーをする、テニスをするなど)
英検5級の単語は資格情報を集めることが簡単なので、教える側としてもそこまで苦労することはありません。しかし、日常会話などについては、日々の積み重ねが大切になってくるので何度も何度も音で覚えさせる必要があります。
オススメ教材
・小学教科書ワーク 英語 3年 小学校の英語活動に対応 (オールカラー,付録・音声付き)
小学校低学年〜小学校6年生くらいであれば、こちらの本をお勧めします!英検対策の本ではないですが英検5級レベルであればこの本でカバーできます。楽しくたくさんインプットし、力試しで受けてみよう!くらいがちょうど良いと思っています。はじめから、試験資格取得のための英語学習になることを避けるための一工夫が大切です!英検はスピーキング力は求めていませんが、この本はアプリをダウンロードして発音練習ができるなど、英語の4技能を伸ばすこともできます!!
・過去問 5級の過去問英検公式サイト
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_5/solutions.html
・旺文社が行っている以下のオンライン学習もおススメです。
【公式サイト】英検合格のためのネット教材【旺文社 英検ネットドリル】
辞書の引き方やある程度英語をクラスで学んでいる中学生であれば、すぐに英検公式サイトから過去問を解くことをオススメします!小学校から英語を学んでいると思うので、簡単だと思えば5級を飛ばして4級の勉強をすることも一つの手です!
小学校低学年〜小学校6年生は、小学校教科書ワーク英語4年が終わったら、過去問を解くことをオススメします!その中でわからない単語などがあれば、学んでいけば良いのです:)
・単語カードやフラッシュカード
こちらも中学生であれば不要だと思いますが、幼稚園〜小学校低学年位は必要な教材になってきます!英検5級であれば身の回りにあることが多いので、カードがなくても日常で教えることができるな〜と思えば不要です!!

学習方法
リスニング編
私は語学を学ぶ上で、音のインプットはとても大切だと思っています。基礎レベルの段階で音に慣れているとその後の語学力アップのスピードが一段と違ってくるからです。
リスニングを鍛えるのにオススメなのはこちらです!フォニックスと簡単な単語を一緒に覚えることができるので、幼稚園生〜小学校低学年にはオススメです!
挨拶文などのリスニングアップは以下の動画をオススメします!英検5級レベルのスピードなのですが、絵が可愛かったりわかりやすいので幼稚園生からでもわかりやすい内容になっています!!
語彙力アップ編
①絵や写真を見せながら英語の音をたくさんインプットさせます。絵をみれば日本語訳がいらないので、英語初心者にとっては苦手意識なく英単語をインプットすることができます。この方法は、幼稚園生〜中学生まで年齢を問わず簡単に教えることができます。
②文字と音を一致させる。このレベルはアルファベットを学んでいることが大前提となりますが、アルファベットの音を学んでいれば、小学生でも理解することができるでしょう!文字と絵を交互に見せるフラッシュカードもオススメです。
③文字と意味を一致させる。上記の①と②で何度も触れている単語であれば、問題ないことが多いですが、いざ単語だけが並べられているとわからなくなってしまいます。失敗することを恐れず、何度も繰り返し覚えることが大切です。このスキルは英検1級を取得するまでずっと続くことになると思うので、苦痛にならないように①と②を完璧にこなすことが鍵になります。
問題形式に慣れる編
基礎固めをしたら、テスト前1ヶ月くらいからは過去問題を解くなど問題に慣れておく必要があります!!問題をどのくらいの速度で回答していけば良いのかを把握する上でもとても大切です!問題を解いたら、その問題を音読しましょう!音読はリーディング、スピーキング、リスニングを一気に鍛えることができるので語学習得には欠かせません!
自分で勉強するかたも、お子さんに英検を教えたいけど何から教えたら良いのかな?と思っている方もぜひ試して見てください。
語彙力アップ編に関しては少し教える側も練習が必要ですが、それ以外であれば少し英語ができる親御さんなら簡単だと思います♪
子どもと一緒に英語を学び、自分自身のスキルアップにも繋がると良いですね!!
子どもは親が楽しそうにしている姿を見て、自分もやりたいと思うそうです。もし、家庭で英語を教えることがあれば、全力で楽しんでください:)
それではこのへんで、Have a wonderful day!!
