
留学のコストをできるだけ抑えたい!
費用を抑えるためにはどうすれば良いの?
留学はお金がかかるイメージだけど、行きたい国や住む場所、学校によって金額は倍以上違ったりします。
私は金銭的に余裕がなかったので、お金をあまりかけずに3度の留学をしました。
その実体験をもとに、コストを抑えて留学する方法について本記事では書いています。

おススメ
- 留学を検討している
- 留学の費用について知りたい
- お金をあまりかけずに留学がしたい
- 留学の奨学金を取得する方法について知りたい
実際にかかった私の留学費用
参考までに私が留学した際にかかった金額を記載します。
✔︎ 高校留学(17歳〜18歳)
- 留学先:アメリカ
- かかった費用:150万円
- 奨学金なし
✔︎ 大学交換留学(21歳〜22歳)
- 留学先:マカオ
- かかった費用:90万円(学費免除、生活費80万円、保険代10万円)
- 奨学金:96万円(返済義務なし)
交換留学だったため、日本の大学に学費を納めることで現地の大学に学費を払う必要はありませんでした。
✔︎ 大学留学(26歳〜27歳)
- 留学先:アメリカ
- かかった費用:250万円(学費120万円、生活費80万円、往復飛行機代30万円、保険15万円)
- 奨学金:250万円(返済義務なし)
2年制大学(カレッジ)への留学だったため比較的学費は安かったです。
目次
最もコストを抑えて留学する方法は?

その方法はずばり「大学の提携校への留学」です。
大学が提携している大学への留学の場合、在籍している大学の学費を支払えば提携校へ留学ができ、更に留学先で取得した単位の変換がスムーズです。
学校外で留学する場合は学費が高いうえに、休学しないといけないケースもありますが、大学の交換留学の場合は費用抑え、卒業を伸ばす必要がなくなるケースがほとんどです。
大学で留学を検討している方は、大学に入学する際に留学に関して調べてみることをお勧めします。

私の場合、2度目の留学は学内のテストを受け学費免除になっただけではなく、JASSO(日本学生支援機構)の奨学金8万円を頂きながら物価の安い地域で生活したので、金銭的に困ることはありませんでした。
コストを抑えて留学するには?

大学提携校以外の方法の留学でコストを抑える方法は「奨学金を取得し物価が安い地域で生活する」ことです。
国や財団(フルブライトなど)が奨学金を出している場合、地域や大学は自分で選ぶことができるのがほとんどです。
そのため、自分が選ぶ地域や大学によって費用を抑えて留学をすることができるのです。
例えば、アメリカ留学の場合、都心部から離れた地域の2年生大学(カレッジ)を選ぶことで学費だけではなく生活費を抑えることができます。

私が田舎町のコミュニティカレッジに留学をした際には、アパート代3万円前後で学費も年間120万円とかなり安めで留学することができました。
大学(University)に行くには現地の学生に比べ留学生の学費が3倍高かったりしますが、コミュニティカレッジは現地の学生と同等の金額で学ぶことができます。
学校を選ぶ際に留学ジャーナルの留学徹底ガイドで、大学の学費や地域の情報を収集していました。気になる大学があればSNSで調べ、通っている学生をフォローしたりしていました。
日本学生支援機構(JASSO)が運営しているこちらのサイトでは、留学目的、地域別など詳しく紹介しているのでこちらもお勧めです。
奨学金を取得するには?

奨学金を取得するには、高い語学力と志望動機で明確に目的を伝える力が必要になります。
奨学金取得のために求められる語学力とは
留学先に提出するTOEFLかIELTSのスコアを奨学金の試験でも提出することが多いです。
TOEFLは120点満点の試験で4技能それぞれ30点満点です。
大学にもよりますが、多くの大学でTOEFLスコア60点以上、大学院では80点以上を求めることが多いです。
そのスコアを目安にまずはTOEFLに挑戦してみましょう!

あくまでボーダーラインなので、希望する大学に入るためにはより高い点数を取ることをオススメします。TOEFLの点数はクリアしていても大学によっては、クラス分けのテストを入学時に受けるので、点数が低ければ取れる授業が限られてきます。
また、TOEFLやIELTSのwritingを伸ばすために独学ではなく塾や添削してくれる人を探すことをオススメします。私はTOEFLを受験するために1年間は塾に通いました。
塾代などに数十万円はかかりますが、それで数百万円の奨学金を得ることができると考えると良い投資です。
塾選びに悩んだときは、様々な塾に体験入学をすることをオススメします。先生やクラスの雰囲気、テキストなどをみてから吟味しましょう。
今ではオンラインもあるので、口コミや無料体験でレッスンしてもらえるところなどを片っ端から試してみるのもありだと思います。

私は五つの塾を試しました。
どの塾もとてもよかったのですが、WritingやSpeakingの添削に時間をかけてくれるところを選びました。

奨学金取得のための良い志望動機とは
奨学金を取得する際には必ず志望動機を書く必要があります。
その際、現在学んでいること(もしくは現在の職業)、留学中(単位取得は何か、留学先でしか学べないことは何か)、留学後のこと(どのように社会に還元できるか)について書くと目的が明確となり、受かりやすくなります。

例えば、私は英語教員を目指していたことから、高い英語力だけではなく教える技術および異文化理解について学びたいという思いから留学を決意し、帰国後は教員になりグローバルな人材の育成を行いたい。と書きました。
大学入試の志望動機の本を参考に何度も書くことをおすすめします。書き終わった後は、周りの方に何度も読んでもらい、可能であれば大学教授や国語の先生に添削してもらうようにしましょう。
語学留学は高校の時に行うのがベスト
社会人留学や大学留学の場合、高い語学力と専門性が求められますが、高校留学の場合は視野を広げる事を目的にした奨学金が多く存在することから、語学力よりもコミュニケーション力が重視される傾向にあります。
高校留学の奨学金情報や奨学金を取得する方は以下の記事にまとめています。

これまで、3度留学をしましたが高校生の時の留学が一番有意義だったと感じています。
全く異なる家庭の家族の一員として異文化にどっぷりつかる体験は高校生の時だから順応できたのではないかと感じます。
高校生の方は高校留学にもチャレンジしてみてください!