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公務員に合格するまで
大学院を卒業後すぐに、公務員採用試験の予備校に通いました。沖縄は平均賃金が低く、安定している公務員はとても人気の職業です。公務員試験対策といっても種類はたくさんありますが、私は県庁か市町村職員試験の対策の授業を受講しました。
教員採用試験に向けてこれまで勉強していたので、勉強が苦だと思うことはありませんでした。それでも、数学が苦手な私にとって数学の問題が多い公務員試験は、不利な試験だったと思っています。数学得意な人には本当に有利だと思います。
予備校に通うのは1年!と決めていたので、アルバイトを辞めて公務員試験に集中しました。クラスがある時以外はDVDで受講をしていた気がします。
その甲斐あって、4月から予備校に通い始め、11月には市役所の内定を頂いておりました。公務員採用試験に関しては、独学で学ぶよりも一度予備校に通うことを本当にオススメします!!
ちなみに、私は海外短期留学などを積極的に行っている市町村を選んで受験しました。幸い、倍率も高くなかったので受かることができたと思っています。
公務員のお仕事
私が初めに配属された先は、教育とは全く関係ない土木関係の部署でした。毎日県や国から依頼がある報告書を作成し、提出する日々だった気がします。公務員はジェネラリストだからと言われることがあり、スペシャリストを目指していた私にとっては、どこか物足りないところがありました。
窓口対応などの部署、企画部のようにアイディアを出してイベント企画する部署、土木建築部のように市民のインフラである公共交通を整える部署、教育委員会のように学校現場の改善をする部署など本当に多岐に渡っています。
私の経験上、何かをしたい!という思いで公務員になる人は長く続いていない気がします。私もそうですが、職場外の活動が積極的だった人は結局、公務員をやめて自分がしたい職業についている人が多い気がします。
私の部署は幸い土日はちゃんと休める部署だったので、土日はこれから留学する高校生へのアドバイスをするボランティアや、NPO法人のボランティアなど様々なボランティア活動を行いました。
公務員からの転職のきっかけ
公務員を辞めようと思ったきっかけは、ニューヨークのコロンビア大学の大学院で開発について学んでいる友人にあったことでした。その友人は、会社を辞めて大学院を受け直し34歳からコロンビア大学院に通っていたのです。その友人は現在も、開発途上国へいき活動しています。
私がやりたいことは、今ある職場で本当に叶う事ができるのか…
他にも私がやりたい事ができる道があるのではないか。そう、自問自答し転職することを視野にいれてスキルを磨くことにしました。